Stay in Florence (3) Exhibition Day 2

イタリア展示会二日目。

二日目は、会場に顔を出しつつ、懐かしいお店や友人の工房などにお邪魔したりして一日を過ごす。
午後に、行きの飛行機でご一緒になったご夫婦の方がご来場下さる。貴重な旅行の時間を割いていただきありがとうございます。旅の出会いに感謝。

夜は一人でワインを飲みながら軽く夕食をと思い、ベッキオ橋を渡った川の反対側のエノテカ(ワインバー)へ。
込んでる店内に、入れるかなぁと中をのぞくと、展示メンバーの二人とその友達が。目指すところが一緒だ・・・。
マスカットの香りがとても強いモスカートの白ワインと、大きなハム切り職人(とでも呼びたくなるおっさん)が丁寧に一枚一枚手で切る少し厚みのある生ハムとサラミ、あとペペロンチーニアルトンノという、大きい唐辛子の中にツナとアンチョビが詰めたオリーブオイル漬けを、薄く切った無塩のトスカーナパンに載せて頂く。これが反則的に白ワインに合う。美味しい。
ハムとパンを食べながらワインをもう一杯飲み、少しおなかも落ち着いたので、今日は早めに宿に帰ろうと外に出るが、メンバーの一人とその友達でインテリアデザイナーとしてフィレンツェに在住し、日本とイタリアで活躍しているS氏に、夕食に誘って頂き、遠慮なくご一緒させていただく。
連れて行っていただいたお店は、地下がメインフロアになっていて、フィレンツェのチェントロにこんなお店があったの?!といったとてもモダンでおしゃれな内装のリストランテ。
シェフは、S氏のご友人の日本人の方で、SEIGO UEHARAさん。ぜひ紹介してくださいとおっしゃっていただいたので、頂いたものを写真つきで簡単にご紹介します。

Ristorante Cantina Barbagianni
http://www.cantinabarbagianni.it
Via Sant’Egidio, 13r 50122 Firenze



前菜の2皿。野菜、お肉、魚どれも鮮やか。


プリモ一皿目のリゾット。


プリモ二皿目。シエナ地方名物のうどん的パスタ”ピチ”
ソースがとてもフルーティー。


お腹いっぱいと伝えたら、ボリュームを抑えて
出していただいたセコンド(メイン)の鶏肉の皿。

お味は全般的にとても繊細で、丁寧で、パスタがなければフランス料理を食べてるかのような気分。日本で食べる美味しいイタリア料理に近いかもしれません。でも食材はやっぱり二本のイタリアンとは違い、味も香りも鮮やかで一口一口が感動。睡眠不足と食べ疲れでそれほど食欲がなかったのにもかかわらず、それをお伝えしたら量も調整してくれて、結局フルコースをしっかり頂き、ワインは3人で3本。さらに食後酒も2杯ずつ。もうこれ以上ないくらいに満足しました。

 

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