This is Kubota from Adan Staff.
数回に分けてお伝えしているエルバ島の旅行記、今回はジュエリーショップらしく宝石についてお話します!
<前回までのブログはこちら>
エルバ島ってどんなところ? https://adam.co.jp/?p=12219
エルバ島の絶景ポイント、ナポレオンのプール https://adam.co.jp/?p=12726
エルバ島のビーチはこんな具合にたくさんの鉱物が混ざり合った砂浜です。
様々な種類の鉱物が産出される島とあって、お土産屋さんにも石を使ったお土産物が並んでいます。
Porto Marina di Campoという港沿いの繁華街にもたくさんのお店があり、しかも夜遅くまで営業しているお店の多いこと!
さすがリゾート地です。
6月はまだ完全なオンシーズン前にも関わらず、22時頃まで空いているお店がたくさん。
みんな夕食後にジェラートを食べたり、お散歩したりして過ごしていました。
さて、暗闇でひときわ目を引くこのネオンのお店、なにやら石がごろごろとディスプレイされてます。
中には水晶の原石だったり、天然石のアクセサリーなど見ていて楽しいものがたくさんだったのですが、、見つけてしまいました!!
エルバ島の鉱物標本!!
もちろん自分へのお土産に購入しましたよ~♪
たしか20ユーロ程度で価格も良心的でした(^^)
さて、エルバ島が鉱物豊富な島であることはお分かりいただけたかと思いますが、最後に一つ重要なことをお知らせします。
それはなんと……宝石「エルバイト」はここエルバ島で最初に発見されたのです…!!
何を熱くなっているんだ、という感じですよね。
分かります、私も最初はピンと来なかったのです。。しかしですね、なんとこのエルバイト、みなさんのよーーーく知っている宝石なんです。
例えば、この手前の二つとか、、
このバイカラーが特徴的な石、、
そうなんです…!!みなさんご存知、トルマリンです!!
トルマリンといっても様々な種類があるのですが、宝石質のトルマリンのほとんどがこのエルバイトに分類されます。
ルベライトトルマリン、インディゴトルマリンなどなど、ジュエリーになっているトルマリンはほぼこちら、エルバイトです。
発掘されたエルバ島にちなみ、エルバイトと名づけられたそうですが、実際に島で産出される量はとても少なく、博物館の展示品としてはともかく、宝石として市場に出回ることは現在ではないようです。
旅行前になんの下調べなく「海~♪おいしいお魚~♪」とバカンス気分で島へ渡ってしまった私はこんなに大事な情報を、最終日にホテルをチェックアウトするとき鉱物博物館のパンフレットを見て気がつくという救いようのない詰めの甘さ。。愕然といたしました。
ま、まあ、でも日中は外で遊ぶのに忙しくて時間がなかったからどっちみち行けなかったかな~、
と気持ちを落ち着かせようにも、パンフレットの裏には開館時間が夜の22時半までと書かれているではありませんか…悔やんでも悔やみきれません(T_T)
次回こそは必ずやエルバイトに会ってきたいと思います!