Bangkok Gem Fair

I am Fujimori, the manager.
バンコクに到着して今日で4日目になります。少し落ち着いたのでようやくブログの更新です。

バンコクのジェムフェアを訪れるのは、今年で3回目となります。

いつもながら巨大な会場に、ド肝を抜かれます。。
ルース(裸石)を取り扱う業者だけでも、数百ブース。製品も合わせるとその4倍くらいのブースとなるので、すべてのブースを見るにはとても4日間の会期では足りません。

今年も何とかカラーストーンのブースだけはすべて廻ろうと頑張りました。

バンコクは、世界的なカラーストーンの集積地で、特に東南アジア、南アジアで取れた宝石のほとんどがバンコクを通過して世界に流通していきます。
主役は、ルビー、サファイヤ、エメラルドの3大貴石ですが、トルマリンやガーネットなどの半貴石も豊富な種類の意思を一度に見ることが出来ます。綺麗な石はすぐ数十万バーツ(1バーツ約3円)となってしまうので、仕入れの一番の狙い目は、半貴石の個性的な石たち。具体的には、カボッションカットの石やカービングの施された石、もしくは原石に近いドルージータイプの石です。

今年は、特にトルマリンの面白い石に取り付かれてしまい、ほとんどの時間をトルマリン選びに費やしました。
数時間かけて選び出した石は、また日本に帰国した後写真を撮ってご紹介します。

ただせっかくなのでひとつだけご紹介。

大き目のスクエアフォルムのタンザナイトです。クッションのような両面カボッションカットで、表面にすばらしい彫りが施されています。
タンザナイト独特の青みが、半透明でもしっかりと強い輝りがある魅力的な石です。
是非リングにしたいと思っています。しかも男性用のリングに!

バンコクは、訪れるたびにどんどん変貌して行き、すさまじい勢いで近代化していますが、まだ車の間を縫うように走るテゥクテゥクの姿を見るとほっとします。
町の様子は変わっていきますが、のんびりとしたタイ人の笑顔にはやっぱりホッとさせられます。
居心地のいい街だなぁといつも思います。
さて、次は香港です!

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