アダンスタッフ久保田です♪
みなさんは最近「読書」してますか?
わたしは最近めっきり本を読むことが減ってしまいました。。
電車なんかではついついスマートフォン、便利ですもんね(^^;
久しぶりに何か読もうかと、いそいそとお店の本棚を探してみると気になる一冊を発見しました!
ダイアモンド 岩田哲三郎 著
洋書に混じっていたのでなおさらの存在感、とっても気になったので中身をパラパラめくってみました(^^
まず目についたのは南阿弗利加(南アフリカ)…伊太利(イタリー)…伯剌西(ブラジル)…
漢字の多さに時代を感じます。
それもそのはず、こちらの本、なんと大正12年発行(の復刻版)なんです!
約90年も前に書かれた本ということですよね…日本では初のダイヤモンド専門書だそうです。
写真右上から、(面表)ズーロ・ダンラオ、ズーロ・ズーキーマ…と記してあります。
異国の食べ物のような名前ですが、きちんと右から読めば
「オランダ・ローズ」「マーキーズ・ローズ」と解読できます。
ローズカットの種類の説明図です。
文面も旧字体だったりといかにも難しそうな印象を受けたので半ば諦めモードでしたが
書き出しの部分が素敵だったので気長に読んでいこうかなと思います。
「眞珠(しんじゅ)を月に譬(たと)ふれば、
ダイアモンドは日に擬(なぞら)ふべきであろう。
もし温雅の氣品に溢るゝ女王の趣を眞珠に求むれば、
崇高の神采(しんさい)を備へた王者の風は
之をダイアモンドに見出すことが出来る。」
この一節、浪漫を感じずにはいられません。