山梨県甲府の宝石研磨工房さんに行ってまいりました。
甲府は水晶の発掘地であったことから昔から宝石研磨の工房が栄えていたそうです。
今もこだわりの研磨工房さんが丁寧にメイドインジャパンのルースを研磨されていて、ADAMでも以前からオリジナルジュエリーに使わせていただいておりました。
今回お邪魔させていただいた清水貴石さんでは桜がルースの中に浮かび上がる不思議なカッティングのさくらインカットの研磨作業を見学させていただきました。
まずは原石のお部屋から。
まるで博物館のように世界中から集まった原石が磨かれるのを待っています。
そして研磨職人さん達の作業部屋へ。
大まかなサイズ取りから始まり、最後の桜模様のカッティングまでじっくりと見学させていただきました。
工具を研磨盤に当てる角度や強さは長年の経験があってこそできる、まさに職人技。
こんなに大切にカッティングされたルースは私たちも丁寧にしっかりとジュエリーにお仕立てしたいと改めて背筋が伸びる思いでした。
桜の花びらのカッティングはほんの一瞬でも角度や力加減が変わると形が崩れてしまうそうです。
なんと繊細なカッティングでしょうか。
一層愛着が湧いてしまいますね。
こちらのルースを使ったジュエリーについてはまた改めてご紹介いたしますのでどうぞお楽しみに。