「トルコ・トカットの木版《バスク》」のワークショップに行ってきました

こんにちは、アダンスタッフの中井です。

 

アトリエの目の前にあるキャロットタワー。

その3階にある生活工房にて、「トルコ・トカットの木版《バスク》」展が開催されていましたので、

足を運んできました。

 

サイトはこちら

 

トルコ北部にあるトカット県。

 

私も初めて耳にした地名なのですが、「バスク」づくりで有名な地であり、600年の歴史を持つのだそう。

バスクとは、スカーフなどの布地に木版でハンドプリントをする手工芸のことで、乾燥させた菩提樹の木を特殊な道具で手彫りし、その木版にインクをつけ、布に押して制作される。

***

会場では、スカーフやテキスタイル100点以上が展示されていて、
昔ながらに伝わる製法をビデオで紹介されていました。

 

どれを見ても、美しい。

 

手作業だからこそのぬくもりが
作品から伝わってきます。

 

その後、
スカーフづくりのワークショップに参加しました。

 

倍率がなんと6倍。
運よく抽選で当たって気合を入れて挑みました。

 

 

菩提樹から手作業でくりぬいて作られた50個もの木版

 

 

組み合わせや配置など、無限にあって悩みます

 

 

インクにしっかりつけて、

 

 

こぶしで、数か所トントンと均等にインクが付くように
丁寧に布地に押します

 

 

その後、机に戻って、塗り絵作業をしました

 

 

このゆるーいハートのような柄は
トカットの伝統的なモチーフだそうで、
「エルマ(りんご)」を意味し、とても古いもので富を象徴するのだそうです。

 

貧困を意味する半分のりんごのスカーフを身にまとったお嫁さんに贈られるのだとか。

 

私は、悩みに悩んでお花がたくさんのデザインに。

 

童心に却って、
無心で色塗りをして
ものづくりの楽しさを改めて感じた一日でした。
***
展示は9月1日まで行っています

 

ワークショップやってみたい~という方がいらっしゃったら
ワークショップの先生のブログを覗いてみてくださいね

 

私も次は木版作りをしてみたいので
こまめにチェックしようかなとおもっています

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