こんにちは、アダンスタッフの中井です。
アトリエの目の前にあるキャロットタワー。
その3階にある生活工房にて、「トルコ・トカットの木版《バスク》」展が開催されていましたので、
足を運んできました。
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トルコ北部にあるトカット県。
私も初めて耳にした地名なのですが、「バスク」づくりで有名な地であり、600年の歴史を持つのだそう。
バスクとは、スカーフなどの布地に木版でハンドプリントをする手工芸のことで、乾燥させた菩提樹の木を特殊な道具で手彫りし、その木版にインクをつけ、布に押して制作される。
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会場では、スカーフやテキスタイル100点以上が展示されていて、
昔ながらに伝わる製法をビデオで紹介されていました。
どれを見ても、美しい。
手作業だからこそのぬくもりが
作品から伝わってきます。
その後、
スカーフづくりのワークショップに参加しました。
スカーフづくりのワークショップに参加しました。
倍率がなんと6倍。
運よく抽選で当たって気合を入れて挑みました。
菩提樹から手作業でくりぬいて作られた50個もの木版
組み合わせや配置など、無限にあって悩みます
インクにしっかりつけて、
こぶしで、数か所トントンと均等にインクが付くように
丁寧に布地に押します
丁寧に布地に押します
その後、机に戻って、塗り絵作業をしました
このゆるーいハートのような柄は
トカットの伝統的なモチーフだそうで、
「エルマ(りんご)」を意味し、とても古いもので富を象徴するのだそうです。
貧困を意味する半分のりんごのスカーフを身にまとったお嫁さんに贈られるのだとか。
私は、悩みに悩んでお花がたくさんのデザインに。
童心に却って、
無心で色塗りをして
ものづくりの楽しさを改めて感じた一日でした。
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展示は9月1日まで行っています
ワークショップやってみたい~という方がいらっしゃったら
ワークショップの先生のブログを覗いてみてくださいね
私も次は木版作りをしてみたいので
こまめにチェックしようかなとおもっています