こんにちは、アダンスタッフの重田です。
普段はお店にいるのですが先日はアトリエでの製作現場を改めて見学してきました。
その中でも今日はオーダーリングの石留めの製作の様子についてお伝えしようと思います。
アトリエでは常時せわしなく時間が流れていきます。
一つの空間の中に金属を叩く音、機械で削る音、ルーターから出る歯医者さんみたいな高い音、いろんな種類の音が聞こえます。ひっそりと流れるFMラジオが職人たちの時計がわりになっています。
いろいろな作業の様子に目を奪われながらも、お話を聞いてきました。
左手にルーペ、目元にはハヅキルーペをつけた職人が。
どんな細かい作業をしているんでしょうか。。
覗いてみると台座の中心にはキラキラと輝くダイヤモンドがありました。
今このダイヤモンドを固定させるためのツメを倒していく作業をしているそう。
ルーペを覗いて歪んだり、他の部分が傷つかないよう慎重に慎重に…
石を留めると次は形を整えるためヤスリで丁寧に削っていきます。
細かすぎる作業にみているこちらがドキドキします。
つい、「石は硬いから傷つかないんですよね…?」という基本的すぎる質問をしてしまった私にも
作業中でも「ダイヤモンドは大丈夫、でも注意がもっと必要な石もありますよ」と、教えてくれました。
このあとも製作はまだ続きます。私も頻繁にのぞきにいきたいな、と考えています。
どんな作業をしていても職人は一度手を止めて、わかりやすくこれがどんな作業なのか、説明してくれます。
ふと気になったこと、前から気になっていたことを聞けるのはとてもワクワクする体験でした。
結婚指輪などの長く使ってゆきたいものを選ぶとき、
経験の豊富な職人から直接話を聞けるというのはお客様の助けになると思います。
また、ものづくりに興味がある方にとってもとても価値のある体験です。
アトリエは見学可能ですのでぜひみてみたい!という方はスタッフにお声かけください。