プーランクの「カルメル会修道女の対話」を観てきました

こんにちは、アダンスタッフの正田です。

何か映画を観たいな、と思って探していたら、

”ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(通称:MET)で上演される
世界最高峰のオペラを、日本全国の映画館で上映します。”

こんな文章が書かれていて、こんな手軽にオペラが楽しめるなんて!
と興味を持ちました。

今回観たのは、「カルメル会修道女の対話」。

フランス革命に翻弄された、修道女たちの生きざまを描いた実話です。

主役のブランシュ役のイザベル・レナードという女優さんがとても美しく、目を奪われますが
見た目以上にオペラの表現力や空気感が素晴らしかったえす。

そして修道院長役のカリタ・マッティラの鬼気迫る演技が心をつかみ、迫力が記憶に残りました。

強い意思を持った修道女たちは毅然と生きていますが、最後には革命政府に死刑を宣告されてしまいます。
そこからがとても見ごたえがあって、美しいプーランクの音楽とやりきれない心情が心を打ちます。

オペラ初心者の私でも、さらに3時間という長さでも、退屈することなく圧倒されっぱなしでした。

すでに上映は終わってしまいましたが、今後のMETも注目したいと思います。

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