こんにちは、アダンスタッフの中井です。
シンガポールの出張から無事帰ってまいりました。
シンガポールネタを…
といいたいところですが、
本日はその前日に訪れた国立新美術館で行われているダリ展についてレポートいたします。
ダリ展についての情報はこちら
→http://salvador-dali.jp/
スペインの生んだ奇才、ダリ!
おしゃれな変幻自在なヒゲと
整った端正な顔立ち。
彼の生み出した作品は
絵画、彫刻のみならず、舞台装置や衣装、アニメーション、映画などさまざまな分野に渡り世界中を魅了してきた。
初めてダリの作品に出会ったのは、
スペイン旅行中で訪れた国立ソフィア王妃芸術センターであった。
その独特の世界観にみるみる引き込まれ衝撃を受けたのを覚えている。
それから数年。
日本では過去最大規模のダリ展をやっているというのであるから行くしかない。
とワクワク胸を躍らせて行ってまいりました。
館内撮影禁止。
ブログではその素晴らしさを映像とともにお伝えできないのがとても残念です。
そうそう、これから行かれる方にオススメしておきたいのがオーディオガイド!
わたしも普段借りたり借りなかったり、
気分次第でしたが、
今回は借りることにしました。
なぜなら!ナレーションを竹中直人さんが務めていたからです。
彼の雄弁で親しみある解説は、絵を見ながらスーっと入ってきて、時として面白く時としてまじめで、聞いていて全く退屈させません。
バックミュージックも、当時活躍したスペイン音楽家のものを選んでいたり、
時代をタイムスリップしたかのような不思議な感覚になりました。
彼の頭の中はどうなっていたのでしょうね?
他の人の船の絵の版画を半分下いじって半船人にしてみたり、
静画の定番、卓上のフルーツなどを猛スピードで動かしたり、
人肉を食べるグロテスクな構図を描いてみたり、
人が人でなくモノがモノでない、
彼の世界を垣間見ることで
すべての常識や物理などが一変する。
美術館を出て、いつもの日常に戻った時。
ちょっと視点を変えてものごとを捉えたくなるような
不思議な心地がするものです。
大満足の展覧会でした♪♪♪
さて、その翌日私はシンガポール出張へ旅たったわけですが、
なんとホテルのエントランスで待ち構えていたのは・・・
ダリの作品!
なんとタイミングの良いこと。
ほとんどの人がすーっと通り過ぎるそんな場所に。
思いも寄りませんもんね。
ちょっと嬉しいできごとでした。
なんとなんと会期は明日までです!!!
もしのもしいける人は、足を運んでみてはいかがでしょうか?
会期:2016年9月14日-12月12日
休館日:火曜日
会場:国立新美術館
お問い合わせ:03-5777-8600