アダンスタッフ久保田です♪
この前イタリアのクリスマスについて少しご紹介しましたが、イタリアのクリスマスには欠かせないものがもう一つあります。
それはこちら↓
「presepio(プレゼーピオ)」というイエス生誕の場面を人形で表現した飾りです。
各家庭さまざまなプレゼーピオを持っていて、メインの人物だけだったり、大掛かりなものまであり、まるで雛飾りみたいだなぁと思います(^^)
さて、このプレゼーピオをなんと山の斜面に作ってしまったおじいちゃんが存在するんです!
場所は世界遺産の街「Cinque Terre(チンクエテッレ)」にある「Manarola(マナローラ)」という小さな村です。
断崖絶壁に色とりどりの家が連なりとってもかわいらしいですね。
そして噂のプレゼーピオはこちら↓
山の斜面一面にプレゼーピオが!!
この規模だけでも驚きなのですが、これをすべてマナローラの村の一人のおじいちゃんが作ったというのが本当にびっくりです!
さらにさらに驚くことにはこの人形たちの材料がすべて捨てられたゴミであるということ。
発泡スチロールやチューブなどを集めてコツコツと山に運び作っていたんです。
おじいちゃん、かっこよすぎます(; _ ;
マナローラはチンクエテッレの中でもそこまでリゾート化されていない地味めな村なのですが、このおじいちゃんのプレゼーピオのおかげで村の名前も知られるようになったそうです。
ライトアップはクリスマスシーズンの夜なのでなかなか見ることが難しいですが、昼間のこの状態も「ジーン」とくるものがありおすすめです(^^)