タンザナイトを使用したオープンアームのエンゲージリング

サイドストーンに色石を使ったちょっと個性的なフルオーダーのエンゲージリングを制作しました。

エンゲージリングは、ダイヤモンドだけを使用するのが一般的ですが、プラチナのダイヤモンドリングとなるともちろん婚約指輪らしくなるのですが、どうしてもフォーマルな印象になってしまい、ご結婚のあと着け慣れず、あまり活躍のチャンスが少なくなってしまうことを気にされるお客様もいらっしゃるかもしれません。

そこで、アダンでは、そのようなお客様のご希望をお聞きして、あまりフォーマルになりすぎずにファッションリングとしてもお使い頂けるようなカジュアルな雰囲気のあるエンゲージリングもご提案させて頂くことが多くなってきています。

もちろんデザインだけでも、カジュアルな雰囲気を演出することは出来るのですが、ダイヤモンドの脇石にカラーストーンを使う事により、モノカラーではない華やかなエンゲージリングとなり、よりカジュアルに使いやすくなります。

アダンでは、サイドストーンの色石として、ルビー、エメラルド、7色のサファイヤ(ブルー、レッド、ピンク、イエロー、パープル、グリーン、オレンジ)やガーネット、アクアマリン、アメシスト、ペリドット、シトリン、トルマリンなどの誕生石をご用意していますが、ご希望によりそれ以外の半貴石もご用意させて頂きます。

今回のお客様は”淡い紫色が好き”というリクエストを頂き、ダイヤモンドのサイドストーンに青紫色が綺麗なタンザナイトを使用することをご提案しました。
デザインも数点ご提案させていただきましたが、その中でお選び頂いたデザインでお作りしたのがこちらのリングです!

左右からのアームが繋がっていないオープンアームタイプの、エンゲージリングとしては珍しいデザインです。

ダイヤモンドを上下に抱え込むようなアームが作る空間に、大きさが少しだけ違う2mm程度の綺麗なタンザナイトを2ピースセッティングしました。

左右非対称で、デザインの場面も大きいデザインですが、アームのボリュームや線の柔らかさのバランスでなるべく軽快なリズム感が出るようにデザイン、制作しました。

ダイヤモンドは、0.3ctのトリプルエクセレントカット、Dカラーの綺麗なダイヤモンドをご用意しました。
ダイヤモンドが0.5ct以下の大きさ、特にあまり大きすぎない0.3ctくらいの大きさダイヤモンドがカラーストーンとの相性がいいと思います。

また、今回使用したタンザナイトやアクアマリン、ピンクサファイヤなどの淡い色の石が、ダイヤモンドと喧嘩せず、お互いに引き立てあってきれいだなぁと、個人的には好きな組み合わせです。

お渡しの時は、男性一人でいらっしゃいましたが、ラッピングのリボンの色もタンザナイトとおそろいの淡いブルーのリボンをチョイスして頂きました。さりげなくおしゃれなお二人でした!

 

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