【アトリエ制作現場】ダイヤのリングをリフォーム中です その2

アダンスタッフ久保田です♪

急に気候が秋めいてきましたね。

食欲の秋、芸術の秋、ということでのんびり進めていたダイヤのリングのリフォームを再開しました(^^)

前回までの過程はこちら≫https://adam.co.jp/?p=11927

リングリフォーム

壊れてしまっていたアームを作り直して、ロー付け(溶接)をする手前まで進んでおりました。

今日はダイヤ選びのお話からスタートです。

ダイヤモンドリングをお探しの際にきっと聞くことになる「4C」

Carat カラット

Color カラー

Clarity クラリティ(内包物)

Cut カット

この4つのグレードによってダイヤモンドの価値が変わってきます。

≫詳しくはこちら http://www.adam.co.jp/diamond/

アダンでは中でも「カット」を重要視しています。

今回は思い入れのある大切なリングなので、わたしもカットグレードの良い3EX H&Cのものを選びました。

カットが良いということは、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すよう、

理想的なプロポーションに近づけるべく「対称性」も重視して仕上げられています。

きれいにカットされたダイヤモンドは専用のルーペで見ると…

H&C

H&Cつまり、ハート&キューピッドと呼ばれるカット面の反射による模様を見ることができます!

上はキューピッドの矢の面です。

HC

そして裏面には8つのハートが…!!

裏面はリングになったあとは見ることができないので、加工前にのみ見ることができる貴重な光景ですね。

 

きれいなルースに癒されたところで、リングの加工再開です。

リングの石座とアームを溶接するべく、ロー付けを行います。

ロー剤というリングの母体よりも少し融点の低いホワイトゴールドを隙間に流し込んで接合します。

集中して写真を撮り忘れてしまいましたが、、

リングリメイク

無事くっつきました!

おそらく元から石座にかかっていたメッキが加熱により変色してしまって仕上げが大変でしたがなんとかピカピカに!

ふぅ、緊張しました。

石を留めれば完成です!

続きはまた次回お伝えしますね(^^)

Related Posts

オーダージュエリーのK18地金の色味

「結婚指輪やジュエリーのオーダーをしたいんだけど素材は何がいいんだろう?」 ADAMでもご相談のはじめにいただくご質問です。 ちなみにジュエリーを制作する際に使用する貴金属のことを地金(じがね)という風に呼びます。 主に

Read More

立て爪のリングのリフォーム方法

今回ご紹介するのは、爪の大きなリングのリフォーム例 譲り受けたリングでこのような爪の大きなデザインをお持ちの方も多いかもしれません。 ADAMでもよくご相談をいただきます。 今回はなるべく予算を抑え、最小限のジュエリーリ

Read More

リメイクフェアのお知らせ

こんにちは、アダンです。 只今アダンでは、お得にジュエリーをリメイクできるキャンペーンを開催しております。 2024年4月6日(土)~2024年5月6日(月)の期間中にご成約の方は、リメイク代金が税別¥50,000以上で

Read More