日本から飛行機で30時間。途中、乗り継ぎ便を逃すなどトラブルもありましたが、ついに念願のブラジルへ到着しました!
そして、現在、リオデジャネイロです!
サンバカーニバルの街、コパカバーナ海岸、イパネマ海岸、2016年オリンピック開催都市、美しき黒いオルフェの舞台、憧れが尽きない街、リオ・デ・ジャネイロー!!(ブラジルでは、ポルトガル語で発音すると、ヒオジジャネイロ。一月の川という意味です。)
リオ、滞在の最大の目的は、コパカバーナ海岸のブラジルビキニの美女!
ではなくて、今回の出張の大きな目的のひとつである、ブラジルでもっとも有名なジュエリーブランド、H.Sern(エッチスタン、ポルトガル語ではアガスタン)の本店を訪れました。
http://www.hstern.net/hsterninrio/
H・Sternは、ブラジル産の宝石を使用して、大きな石を使った大胆なデザインで、以前から注目していましたが、日本には入ってきていないハイジュエリーブランドで、なかなか目にするチャンスがありません。
ようやく本物が見られるという期待と興奮を抱いていざ、イパネマ海岸の高級ブティック街になる本店へ!
↑ロスのロディオドライブのような雰囲気の海沿いにある高級ショッピングゾーンにどーんと構える本店。
エントランスは、多国籍なゲストに対応できるように、あらゆる言語を話すスタッフが待機していました。
H・Stern本店の内部は、石の研磨から製品が出来上がるまでの工程を説明するミュージアムになっています。(主に観光客向けの内容ですが)
実際に、宝石の研磨作業をしているところを見ることが出来ます。
ちゃんとした設備の研磨作業を見るのは初めてなので、新鮮でした。
デザイナーも実際に作業していました。
見られながら作業するのは大変そうです。
工房の様子です。製作の作業を見ていると、一番親近感が沸きます。
基本的には、ヨーロッパの工具で仕事していましたが、レーザー溶接機など最新の設備もありました。
一通り作業工程を見た後は、石の展示スペースへ。
仰々しい金庫のような扉の中に、ブラジルで採れる代表的な石を中心にちょっと幻想的な展示をしていました。
その中でも圧巻だったのが、ブラジル産のトルマリンのコレクション。
社長のプライベートなコレクションという内容は、なんと約800種類すべて違う色のトルマリン!!
トルマリン好きの僕としては、大興奮でした。
ほんとにいろんな色のトルマリンがあって、それぞれとても魅力的な石ばかりでした。
一通り、展示を見た後は、お決まりの接客スペースへ。
日本語を話せるスタッフがいて、お土産に買う振りをして色々と商品を見せてもらいましたが、
現実的な値段(あくまでも買うというスタンスじゃないと商品を見せてくれないので)のコレクションは、そこまで惹かれるようなものはなく、常識的なデザインの範疇でちょっと期待はずれでした。
ブラジルの大きな石を使った大胆なデザイン、を体験することはかないませんでしたが、ブラジル発信のジュエリーブランドの姿を垣間見ることが出来てとても刺激になりました!