[ブラジル出張報告]ニテロイ現代美術館

ブラジル出張報告記、リオ・デ・ジャネイロ編2回目は、ジュエリーから離れて建築+αです。

ブラジルへの強い想いが育った一つのきっかけは、あるファッション雑誌で(VOGUE誌かNUMERO誌かだったと思います)、新作コレクションのロケで使われていた建築物がものすごいインパクトで、調べてみたら、リオにあるニテロイ現代美術館という建物でした。

で、そのニテロイ現代美術館(Niterói Contemporary Art Museum 現地の通称は”MAC”)は、かのオスカーニーマイヤーによる建築で、おお、さすが!と、ますます一度は訪れてみたい場所に。

オスカーニーマイヤーについては、こちらのウィキペディアページをご覧ください。
ウィキ:オスカー・ニーマイヤー

オスカーニーマイヤーは、ブラジルの本当の巨匠というべき巨匠で、建物をというより現代ブラジル国家そのものを建築したといっても過言では無い人です。
1907年生まれ。現在も健在!!御歳103歳!そしてバリバリの現役です。
ニテロイ現代美術館は、1996年オープンなので、89歳の時の作品になります。
すごすぎる。。

 

リオに到着する前は、空港の行きかえりにでも、ちょっと遠回りして外観だけでも見れたらいいやと結構簡単に考えていたけど、いざ行ってみようと調べたところ、ニテロイという場所は、リオから湾を渡った対岸にある街で、船とバスを乗り継いで行かなければならない結構厄介なところ、ということが判明。

リオの強い日差しに負けず、出発。


黒いオルフェの冒頭のシーンで、オルフェが降り立つ港から船で出発。


対岸に到着し、ニテロイ現代美術館の絵葉書を手に入れ、それを色々な人に見せながらバスの番号を突き止め無事乗車。

バスに揺られること15分くらい。いきなり海岸沿いに宇宙船のような物体が!
無事到着です。


エントランスからの眺めです。
左の緩やかな螺旋のスロープを上がって、宇宙船に乗船します。
「月面行きは最終の搭乗案内中です」。
急げ!


この角度からの眺めが、僕がブラジル熱に侵されたコントラスト!


美術館の内部。
肝心の美術館としては、展示は非常にミニマムで、コンサートホールか何かに使ったほうが良いような気もしました。「宇宙人をみんなで呼ぶ夕べ」とか良い気がします。
上の美術館の写真と同じような赤と青のコントラストを、リオの街中で発見!


交差点の色も、青と赤!
ブラジルは、紫外線が強いためか、色が独特の鮮やかさでパワフルに目に飛び込んでくる気がします。
自分の着てる服や靴の色も全く違って見えます。

ブラジルでは、赤色も、少しだけ空色に近い色に見えます。

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