リオデジャネイロ第3弾は、番外編。
ブラジルのランチ事情です。
ブラジルの街角には、セルフサービスのビュッフェスタイルレストランが街の大小かかわらず本当にどこにでもあります。
牛、豚、鶏のおいしそうな肉類はもちろん、お店によっては魚料理や郷土料理もあり、米、豆、パスタ、多種類のサラダ、果物など、少なくても20種類くらい。多い店では4、50種類もの料理がずらりと並んでいます。
ここまでは、日本の大きな社食やオリ○×弁当なども似た感じですが、
なにより画期的なのが、料理の種類に関わらず、「お皿ごと重さを量って値段が決まる」というシステムです。
つまり肉だけだろうが、米だけだろうが、マンゴーだけ大盛りに取ろうが、ツユダクだろうが、グリンピースを抜こうが、重さがおんなじなら全部同じ値段です。
そして、もう一つ画期的なのが、そのお皿に取ったものをそのまま、アルミの容器に入れて、テイクアウトが可能なのです。
上の写真の特別マシン(どのレストランにも必ずあります)で、ぐるりぐるりとハンドルを回すと、、、
あらら、びっくり。フタつきの密閉容器の出来上がり!!
これでカレーもツユダクも安心です。もちろんおかず同士は混ざり放題ですが。。
(でも、ブラジル人は、お皿の上で何でも混ぜて食べるので、これはこれでオーケー。)
このお弁当とビールさえあれば、どこでもパーフェクトなランチが可能です!
ちなみに、このボリュームで70レアル。日本円で350円程度です。
お店によって異なりますが、100gあたり15~25レアル位の値段です。
ブラジルの物価は、感覚的には日本の半分くらいですが、もし日本でこれだけたくさんの種類の料理を700円で食べられるんだったらとてもお買い得ですね。丸の内のビジネス街でやったら大はやりかも!
すべての料理が、「重さ単位で同じ料金」というシステムのメリットは、わかりやすい、というだけでなく、一つ一つの料理の重さと値段を計算せずに済むので、非常にレジがスムーズ。たくさん人が並んでもあっという間にはけていきます。(→これも昼休みが短い日本の昼休み向き)
あと、たくさん取れば取るほどもちろん値段が高くなるので、ダイエットにも効果的。しかも、取る種類に制限が無いので、一口ずつ20種類なんてことも出来ます。おかずとご飯のバランスももちろん自在。OLにも、お腹の気になるお父さんにも優しいシステムです!
最後は、リオで見つけた本当の番外編。
映画「黒いオルフェ」でも登場する路面電車のりばにあった注意書きの看板。
看板の形も、中のマークもとてもかわいいけど、何が禁止だか、ぜんぜん良くわからない。
サザエさん的乗車禁止!?